新年会シーズン必見! 飲む前にスプーン1杯のオリーブオイルを摂ると二日酔いしにくくなる!?
人生を変えるワイン学 第9回
○トマトを食べること
トマトに含まれているリコピンには、二日酔いの大きな原因となるアセトアルデヒドの作用を抑える効果があります。
ミネラルも多く含まれていますので、アルコールの分解で消費されたミネラルを補給することができます。
また、トマトの酸味であるクエン酸が胃の働きをよくしてくれるので、胃酸過多を解消してくれます。
○グレープフルーツを食べること
グレープフルーツには、フルクトースという果糖やビタミンC、クエン酸が含まれていますので、アルコールの分解を助けてくれます。
○柿を食べること
柿はとても栄養価が高く、カタラーゼという酵素やビタミンCが含まれていますので、アルコールの分解を助けてくれます。カリウムも多く含まれていますので、利尿作用があり体外へアルコールを排出させてくれます。
○スプーン1杯のハチミツを舐めること
二日酔いの朝には、スプーン1杯のハチミツを舐めましょう。
ハチミツに含まれている果糖は、アルコールの分解を助け、低血糖症を解消してくれます。
○しじみ汁、カレーを食べること
しじみに含まれているタウリンには、肝臓の解毒効果があります。
カレーに含まれているウコンにも肝臓の解毒効果があります。
○生姜をとること
生姜は胃の血行を促進してくれるので、胃のむかつきを抑えてくれます。
しじみ汁やカレーに生姜をすりおろして入れて食べるのもいいですね。
また、紅茶に生姜汁とハチミツを入れて飲むのも効果的ですよ。
いかがでしたでしょうか。
今回頭に入れていただきたいのは、以下の3つです。
①ワインを飲む前には、脂肪分を摂ること。
②肝機能を高めるおつまみを食べること。
③寝る前には、たっぷりのお水を飲むこと。
まだまだ新年会でお酒を飲む機会がたくさんありますよね。
もう二日酔いを怖がる必要はありません。
万全な対策をしてワインをおいしく楽しく飲みましょう。
これから、このような具体的なシーンを通して、ワインの楽しみ方、そして何よりワインの美味しさをお伝えしていきたいと思います。
次回をお楽しみに!
*この連載は隔週水曜日更新予定です。